ブタのナマ肉って食べちゃダメなの?
よく言いますね。豚は火をよく通さないといけないって。
でもトンカツ屋さんの切れ目をよく見てください。
少し赤くないですか?
あなたは「これ、揚げ直してよ」と言いますか?
実は火を通さなくてはいけないと言うのは、かつて一度アメリカで大きな食中毒が起きたのです。
ブタの血液からムシが発見され、それが原因でした。
もともと豚は何でも食べる生物です。
ブタは汚いものを食べている
この観念は昔から人類の間に広まっていました。
イスラムの世界で豚肉が食べられないのはこの「雑食性」から来ています。
相手を「雌ブタ!」と罵る時はこの観念の由縁です。
従って痩せてる人に向って「このブタ野郎!」というのもありです。
話がそれてしまいました。
その観念とかつての食中毒事件が頭にあるで西洋人は必ず火をよく通します。
アラブ人は宗教上の理由で食べません。
しかし日本では明治開闢以来、生の豚肉で当たった事件は一度もありません。
そう、日本の豚肉は安全なのです。
(外国の豚肉はよく知りませんが日本に輸入されているものは大丈夫のはずです。事件が起きていませんから)
では、なぜ生で食べないの?
それは風味の問題です。
生で食べておいしいものではない上に「ブタは生で食べてはいけない」という変な知識があるため、生では食べないのです。
でも生で食べて美味しい場合もあります。
(生だとその分柔らかいから)
それは塩や胡椒で味付けした生ハムであったり、歯ごたえを大事にした半生トンカツであったりします。
しかし生で食べても大丈夫なのは日本で食べる場合です。
例えば、某国では、一晩、馬の小便に漬けた豆腐を「珍味」と言って食べます。
街中でもあちこちで売っています。
アンモニア臭を漂わせながら。
これは必ず油で揚げるか高温で蒸して食べるので、食べても食中毒の危険はないのですが(唐辛子で舌も麻痺させるし)やはり日本人の感覚とは違います。
これは豚の例ではありませんでしたが、ブタに限らず、他の国では食べ物に関する衛生観念が違います。
決してナマでは食べないでください。
また、アメリカでは、豚の生肉は危険という風評を良いことに日本からの豚肉の輸入を禁止しています。
幸か不幸は、日本は輸出するほどブタ肉を生産していないので、問題にはなっていませんが、おいしい日本の豚肉はアメリカでは食べられません。
ハワイあたりでトンカツを食べてみてください。
日本の高級店の味に慣れている人にとっては、まるで味が違います。
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